【ダイビング技術とスキルアップ】ウェットスーツとドライスーツの比較のお話(その2)【横浜のダイビングスクールのブログ】
【ドライスーツの種類】
●ネオプレーンタイプ
ドライスーツの種類は大きく分けて2種類です。
一つは最も一般的な、ウェットスーツ記事を使ったネオプレーンタイプです。
まあ、呼び方は色々ありますが、ここではこう呼びます。
このタイプのドライスーツは、かなり乱暴な言い方をすると、
ウェットスーツを全体的に少しダブダブに、手首と首はピッタリと作って、ブーツを一体とし、ファスナーを防水仕様にしたものです。
特徴は、素材そのものに保温機能がありますので、
インナーは薄手のものでも良いと言う点です。
また、内部の結露も少ないかもしれません。(検証が必要です)
欠点はゴワゴワしていて動きずらいく、収納や持ち運ぶ時も嵩張るという点です。
また、ファスナーが後ろにあるので一人で脱ぎ着することが出来ません。
●シェルタイプ
もう一つのタイプはシェルタイプと言われているものです。
同じく乱舞な言い方をすると、超高級雨合羽です。
それ自体には保温力はまったくありません。水を遮断するだけです。
ネオプレーンタイプとメリットデメリットは正反対です。
製品にもよりますが、ブーツに相当する部分は、ネオプレーンのようなゴツイものもあれば、
ゴムの靴下のようなものが付いていて、その上からブーツを履くタイプのものもあります。
このソックスタイプは非常に泳ぎやすいのでお勧めです。
このソックスタイプであれば通常のダイビング用のブーツも履けますし、
編み上げ式のブーツを履くこともできます。
足首以下をがっちり固めることによって、足に空気が最小限しか溜まらなくなりますので、
非常に泳ぎやすいのです。
また本体の生地も薄いので、動きやすい点も大きなメリットです。
殆どのシェルタイプの製品はファスナーも前に付いているので、一人で脱ぎ期することができます。
サイズに余裕がある(要するにダブダブ)ので、水温に合せてインナーを自由に組み合わせることが出来ます。
なので、いくらでも沢山インナーを着ることが出来るので、極端な低水温にも対応可能です。
と言っても、暖かくなればれるほど、空気を沢山持って水に入ることになりますので、
その分ウェイトを沢山付けねばならなくなります。
ウェットスーツでもドライスーツでも、
暖かさとウェイト量は比例関係(厳密な数学的な意味じゃありませんよ)にあるということですね。
(その1)
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