ウェットスーツの下にインナーは必要?インナーの必要性 や注意点について解説
ウェットスーツを着てダイビングを楽しむ際には、スーツの下にインナーを着るべきなのでしょうか?結論から申し上げますと、インナーは着た方がよいです。その理由として、体の保護やウェットスーツの衛生面や着脱のしやすさなどがあります。
この記事では、ウェットスーツの下にインナーが必要な理由、インナーの種類、インナー選びの際の注意点について解説します。ウェットスーツの下のインナーは何を選べばよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ウェットスーツのインナーの必要性とは?
ウェットスーツを着る際に、その下にインナーを着る必要はあるのでしょうか?結論から申し上げますと、インナーを着る必要はあります。その理由は、体の保護、ウェットスーツの衛生面や着脱のしやすさなどさまざまです。
ここでは、ウェットスーツの下にインナーを着る必要性についてご説明します。
肌を保護する
インナーを着るもっとも重要な理由のひとつとして、肌を保護があります。ウェットスーツの素材が肌にこすれると、肌を傷つけることがあります。
ウェットスーツの素材はごわごわしているものが多く、肌に影響が出やすいです。とくに肌の弱い方は、肌を守るためにインナーを着用しましょう。
体温を維持できる
ウェットスーツにも体温を維持する機能はありますが、インナーを着用することでさらに保温性が高まります。水中深く潜ると水温が低下し、夏場でも体を冷やしてしまうことがあります。
そこで、インナーを着用しておけば、体温の維持が可能です。快適なダイビングを楽しむためにも、インナーを着用して体が冷えるのを防ぎましょう。
紫外線対策
ウェットスーツでも紫外線対策が可能ですが、休憩する際にウェットスーツを脱ぐと体が紫外線にさらされることになります。紫外線対策が施されたインナーを着ていれば、休憩中にも日焼けを防げるでしょう。
熱中症対策
暑い時期にウェットスーツを着続けると熱がこもって熱中症になる可能性が高いです。熱中症を避けるためには、ちょくちょくウェットスーツを脱いで熱を逃がさなければなりません。
しかし、なかにインナーを着ていないとウェットスーツを脱げず、熱を逃がすことができないので危険です。そのため、熱中症対策としてもインナーを着ておくことをおすすめします。
衛生面の問題
初心者の場合はとくに、ウェットスーツをレンタルすることも多いでしょう。ほかの人も着るウェットスーツを素肌の上に直接着ると、衛生面で問題があります。
下にインナーを着れば肌に直接ウェットスーツが触れるのを防ぐことができ安心です。
スーツを脱いで休憩できる
ウェットスーツの下にインナーを着ていれば、休憩中にスーツを脱いで休むことも可能です。女性の場合はとくに、スーツを脱ぐために下にインナーを着ておくことをおすすめします。
ウェットスーツを着脱しやすい
ウェットスーツを着脱する際に、下になにも着ていないと隠れて着脱しなければなりません。しかし、インナーを着ておけば人前でスーツを脱ぐこともでき、着脱しやすいでしょう。
ウェットスーツのインナーの種類
ウェットスーツのインナーは、どのようなものを選べばよいのでしょうか?いくつかの種類があるので、それぞれの特徴についてご説明します。
水着
ウェットスーツのインナーは水着でも十分代用できます。ダイビングをする際には、たいていの場合水着を持って行くでしょう。必ず持って行く水着を使えば荷物を増やすことなく、無駄がないのでおすすめです。
ただし、水着は肌を覆う部分が少ないので、腕や足などをウェットスーツから保護することができません。ウェットスーツがこすれて痛い場合などには、ほかのインナーを選ぶ方がよいでしょう。
ラッシュガード
ラッシュガードは長そでのものや下半身用のものもあり、広範囲に肌を保護できます。水温が低い季節には保温効果も高くおすすめです。人前で肌を見せたくないという場合にも、ラッシュガードを選ぶとよいでしょう。
保温インナー
ウェットスーツ用のインナーとして、保温インナーがあります。保温効果や断熱効果が高く、体を冷やしたくない、寒い季節に快適にダイビングを楽しみたいという場合におすすめです。
ただし、ウェットスーツはなかに水が入り、完全に冷えから守ることはできないためご注意ください。
ウェットスーツのインナーを選ぶ際の注意点
ウェットスーツのインナーは体の保護やウェットスーツでの過ごしやすさなどの点でメリットが多く、着るべきということがわかっていただけたと思います。では、ウェットスーツのインナーを選ぶ際には、どのようなものを選べばよいのでしょうか?
ここでは、ウェットスーツのインナーを選ぶ際の注意点についてご説明します。
装飾品がついているものは避ける
インナーに装飾のボタンやフリル、リボン、ファスナーなどがついているタイプは避けましょう。ウェットスーツの下に着ると、装飾品が邪魔になって着にくくなります。
また、装飾品が肌を押し付けて痛みを感じたり、ウェットスーツを着脱するときに引っかかったりすることもあります。そのため、インナーはシンプルなものを選び、装飾品がついているものは避けましょう。
生地の厚さに注意
インナーの生地の厚さにも注意が必要です。分厚すぎるとウェットスーツを着るときに邪魔になりますし、暑すぎたり、動きにくかったりするかもしれません。逆に、薄すぎると保温性が低く寒い、摩擦でやぶれてしまうなどということも起こります。
インナーの生地の厚さは、水温や気温、着やすさなどを考慮して選んでください。
体にフィットするタイプがよい
体にフィットしないふわっとしたタイプのインナーは、ウェットスーツのインナーとしては向きません。ウェットスーツを着る際に邪魔になってしまいます。
体にぴったりとフィットするタイプのインナーの方が、邪魔にならず水分を含みにくいため適しているでしょう。
機能性の有無
インナーのUV対策や保温性、撥水性などの機能性の有無も重要です。インナーはウェットスーツを脱いで休憩する際に露出するため、紫外線対策が十分かを確認しましょう。また、水温が低い場合に体を温かく保つ必要もあるため、保温性の高さも重要です。
水温や気温、紫外線の量などダイビングをする環境に適した機能性になっているかも、注意しましょう。
水温や気温を考慮する
ダイビングする際の水温や気温なども考慮しましょう。暑い季節にサーフィンを楽しむ場合などに分厚い生地のインナーを着ても、体温が上がりすぎて熱中症の危険があります。日差しが強い場合には、ウェットスーツを脱いでも日焼けを防げる薄地の長そでのインナーがおすすめです。
逆に、冬の寒い時期には長そで、長ズボンの保温性が高いラッシュガードなどを選ぶ必要があるでしょう。
このように、ダイビングをする季節に合わせたインナーを選ぶことも大事です。
まとめ
この記事では、ウェットスーツの下にインナーが必要な理由、インナーの種類、インナー選びの際の注意点について解説しました。
ダイビングを快適に楽しみたいなら、ウェットスーツの下に季節や日差しの強さなどに合ったインナーを着用することをおすすめします。インナーを着ることで肌をウェットスーツとこすれるダメージや日差しから守ってくれます。また、ウェットスーツを脱いで休憩する際や着脱する際にも、インナーを着ている方が便利です。適切なインナーを選んで、ダイビングを快適に楽しんでください。
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