【ダイビング技術】なぜナビゲーションが難しく感じるか?(その2)
なぜこの様な記事を書いているかをまず説明します。
私は、もっと一般ダイバーもナビゲーションに積極的に取り組んだ方が良いと思っています。
自立したダイバーになるためにはナビゲーション技術が不可欠です。
ナビが出来ればガイドを付けなくてもダイビングが楽しめます。もちろん、自分の能力の範囲内でです。
ところが、一般的なナビゲーションのトレーニング方法が良くないので苦手意識が先行してしまっているのではないかと思い大変残念な気持ちです。
世の中の大半のナビゲーションスペシャリティーコース(ナビSP、ナビゲーションSP)はあまり有効な講習だとは思っていません。それはナビゲーションのごく一部のスキル、それも実用的でなないスキルのトレーニングに集中しているからです。その内容を完璧に習得しても決してナビゲーションが出来る様にはなりません。ナビゲーションが出来る様にならないナビゲーションスペシャリティーコースって意味ないですよね。
アクア・ブーチェでは水中でのナビゲーションの考え方から説明しています。考え方が身についていなければナビゲーションなんか出来ません。でも、基本的な考え方が分かれば、大半の人が思っているほどはナビゲーションは難しくないのです。
しかし、そのトレーニングを受けるためには前提があります。基本的なダイビングスキルを身につけている事です。
特に重要なのは常に自分の深度を把握する事です。ダイコンはたまに見るのではなく、常に見ていなければなりません。それが出来たらホバリングが出来るようになりましょう。そうしたらナビゲーションも出来るようになります。自分が今いる深度情報は非常に重要なのです。そして、自分自身の浮力コントロールがちゃんと出来れば落ち着いて状況を把握する事ができます。
まずは、基本的なスキルを大切にした良いダイバーになりましょう。
(その3)
(その1)
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