ライセンス
2024年07月20日

ダイビングライセンスはどこがいい?種類別の特徴や選び方を紹介

ダイビング講習
ダイビングを本格的に楽しむには、ライセンスが必要です。ダイビングライセンスはさまざまな団体が発行しており、種類によって方針や特徴は異なります。そこで気になるのが、どの種類のライセンスを取得すべきかではないでしょうか。

今回は、ダイビングライセンスの種類別の特徴や選び方について解説していきます。ライセンスの取得を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

ダイビングライセンスについて

ダイビングライセンスとは、民間の指導機関が発行するダイビングに関する認定です。一般的には「Cカード」として知られ、ダイビングを楽しめるスキルと知識があることの証となります。

ライセンスを取るには、基本的に学科講習とプール・海洋での実習が必要です。

 

ダイビングライセンスを取得するメリット

ライセンスを取得しなくてもダイビングはできますが、ライセンスがあると以下のメリットがあります。

 

  • 深い海を自由に潜ることができる
  • いつでもどこでもダイビングできる
  • 基本レッスンを行う必要がない

 

深い海を自由に潜ることができる

ライセンス不要な体験ダイビングの場合、潜れる最大深度は12mまでです。さらに常にインストラクターと行動する必要があるため、自由気ままにゆったりと海の中を探索することはできません。

ダイビングライセンスがあれば、最大40mの深度をインストラクターなしで泳ぐことができます。深度によって生息している魚や見える景色は異なるため、さまざまな海の光景を楽しみたい方はライセンスが必要です。

 

いつでもどこでもダイビングできる

ダイビングライセンスには有効期限がないため、一度取得すると生涯使うことができます。ライセンスの多くが世界共通の資格であるため、ライセンスがあれば世界中どこの国でも説明なしでダイビングをすることができるのもメリットです。

ダイビングスポットによってはライセンスがなければ行けないような地形もあるため、本格的にダイビングしたい方にはライセンスが必須です。

 

基本レッスンを行う必要がない

ライセンス不要の体験ダイビングの場合、機材の使い方や海の中での行動のレッスンを毎回受けなければ行けません。

ライセンスはスキルと知識の証であるため、一度取得すれば毎回の基本レッスンは不要です。無駄な時間を省くことができるのも、ライセンス取得のメリットだといえます。

 

ダイビングライセンスはどこがいい?5つの種類を紹介

ダイビングライセンスは世界でさまざまな団体が発行しており、「どこがいいのだろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

ここからは、日本でも取得できる以下の5つの団体の特徴について解説していきます。

  • NAUI
  • PADI
  • BSAC
  • CMAS
  • SDI

 

NAUIの特徴

NAUIは、世界で初めての民間ダイビング団体としてアメリカで誕生した組織です。個々のニーズに合わせた柔軟な指導方法が特徴であり、NASAのジョンソン宇宙センター中性浮力実習室にも選ばれた実績があります。学科講習は自宅でも行えるため、ショップに通う時間がない方にも安心です。

NAUIは全国にさまざまな提携ショップがあるため、どこでも取得しやすいのも魅力のひとつです。アメリカをはじめ、日本だけでなくアジアやヨーロッパ、南米、中東、南アフリカにオフィスがあります。

 

PADIの特徴

PADIは、世界180カ国以上で2,800万人を超えるダイバーを認定しているアメリカのダイビング団体です。ライセンスの認定数はすべてのダイバーの約60%以上を占め、世界中から高い信頼を集めています。

日本でもPADIのライセンスを扱っているショップやスクールが多いため、取得しやすいのも魅力です。PADIは限られた時間で最大の効果が発揮できる教育プログラムを開発し、世界中のダイバーから支持されています。オンライントレーニングも実施しているため、事前学習を効率よく進めることもできます。

 

BSACの特徴

BSACは、1953年にイギリスで設立されたダイビング団体です。イギリス本部を中心に日本をはじめアジアやアメリカ、カリブ海やアフリカなどさまざまな国を結ぶネットワークを確立しているため、BSACのライセンスを持っていればたくさんの国でダイビングを楽しむことができます。

世界中で86カ国以上、40,000名を越える正式メンバーによって構成されています。

 

CMASの特徴

CMASは、ダイビングの発祥の地であるフランスのダイビング団体です。日本では1986年にダイビング団体として発足し、プロインストラクターが1,000名以上集まる国内トップクラスの団体となっています。環境省の外郭団体とも業務提携を結んでおり、自然保護の分野でも貢献しています。

CMASは世界的に知名度が高いダイビング団体のため、海外でもダイビングをしたい方はおすすめです。

 

SDIの特徴

26の地域事務局を持つSDIは、ダイバーの認定数の伸び率が世界で一番高いといわれている世界的にも有名なダイビング団体です。SDIはもともとTDIという団体に所属していたダイバーの強い要望を受け、1998年に設立されました。

現場のインストラクターの意見を取り入れながらニーズに合ったトレーニングプログラムを提供しているため、質の高い講習が受けられるのが特徴です。世界で最初にeラーニングを活用した講習を実施しており、eラーニングにも力を入れています。

 

ダイビングライセンスはどこがいい?おすすめの選び方とは

ダイビングライセンスを選ぶ際は、以下の3つのポイントを考慮しましょう。

 

  • 自身のニーズに合った指導内容を選ぶ
  • 信頼性の高い認定機関を選ぶ
  • 費用や内容を比較検討する

 

自身のニーズに合った指導内容を選ぶ

ダイビングライセンスの内容や理念は異なるため、自分の性格や目的にあったものを選ぶことが大切です。

たとえば、忙しくて学科講習をショップで受けられない方には、オンラインシステムを導入しているライセンスが適しています。近くにショップが少ない方は、全国各地に提携ショップがあるライセンスがおすすめです。

 

信頼性の高い認定機関を選ぶ

今回紹介した5つのダイビング団体は、すべて世界的に認知されている信頼性の高い団体です。しかし、中には信頼性が低かったり日本でしか使えなかったりといったマイナーな団体も存在します。

そのような団体が発行するライセンスを取得と、最悪の場合ダイビングライセンスと認めてもらえないかもしれません。世界的に認知されている認定機関を選ぶことで、海外でも安心してダイビングを楽しむことができます。

 

費用や内容を比較検討する

ライセンスの費用や内容は、ショップやスクールによってもさまざまです。費用を比較する場合は、内訳もしっかり確認しましょう。

一見安いように見えても、教材費や交通費などが含まれておらず総合的に高くなってしまったというケースもあります。

 

まとめ

ダイビングライセンスはさまざまな団体が発行しており、それぞれ特徴や方針が異なります。自分にあったライセンスを選ぶためにも、今回紹介したポイントを参考にしましょう。

横浜・伊豆でダイビングショップをお探しの方は、「アクア・ブーチェ」をご検討ください。「アクア・ブーチェ」世界的に有名なNAUIダイビングライセンスが取れるダイビングスクールであり、学科講習とプール・海洋での実習を受けることができます。学科講習は自宅でも受けられるだけでなく、ショップは23時まで空いているため仕事終わりでも通うことが可能です。

ライセンスを取得したあとのファンダイビングは、自宅送迎が無料なので交通費がかからないのも魅力のひとつです。沖縄にも展開しているため、講習を海がきれいな場所で受けることもできます。気になる方は、お気軽にご相談ください。