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【サイドマウントの問題点は】

 

でも、空気は多い方がいいじゃん。ってそのとおりですが、何事にも良い点があれば悪い点があります。タンクがデカければ重たいし、じゃまですよね。

 

某指導団体のウェブサイトのサイドマウントの説明では、1本だけ持って入る方法もあるって書いてありますが、アルミタンクならまだしも、スチールタンクを1本だけ片側に抱えていたらバランスが悪くて困りますね。日本では殆どのダイブサイトでレンタル可能なタンクはスチールです。スチールタンクって満タンだと水中重量は4KG以上になります。

 

それと、前に二つのタンクを平均的に使うと書きましたが、その様な使い方をすると、シングルタンクで50気圧残すような消費量のダイビングでは、1500リッター使用することになるので、2本のタンクそれぞれ残圧が125気圧となります。安全のために切り捨てて考えると120気圧です。

 

では、2ダイブ目はそのタンクを使うのでしょうか?

使わないと勿体ないですね。2ダイブするのにタンクを4本使うのか?

もしくは、残圧120気圧のタンクを2本持って潜るのか?

その様な状況ではもうバックアップ体制が取れないと言う事です。

最初から残圧が120気圧ですから、トラブル時に最深部からの浮上に必要な1200リッターの空気量は確保できません。

 

【2本のタンクを平均的に消費する必要はない】

本格的なテクニカルダイビングの場合は違いますが、通常の無限圧限界内のダイビングでは2本のタンクを平均的に消費する必要はありません。なぜなら、無限圧限界内なのでいつでも直ぐに水面まで浮上できるからです。その深度から水面まで、安全に浮上できるだけの空気量が確保されていれば、それ以上の空気は不要なのです。

なので、メインのタンクを消費していき、バックアップタンクと同一の空気量まで消費した時点で、浮上プロセスに入ればどの時点でも浮上するために十分な空気量を確保していられるという訳です。

 

ただし、空気にも重さがあり、2000リッターの空気(10リッタータンクに200気圧入っている場合)の重量は約2.5KGにもなります。

サイドマウントの片方だけ消費すると左右の重量バランスは崩れてゆきます。ある程度の水深以下ではBCに空気が入っているので、BC内の空気を移動させることによってバランスをとることが可能ですが、安全停止付近の水深ではBCからほぼすべての空気を排出しているので、バランスをコントロールする手段が減じてしまいます。

が、十分なスキルを持って入れた現実にはさほど大きな問題ではありませんが、バランスは良いに越したことはありません。

 

2本のタンクのうち1本だけを使用する方法を取った場合、2ダイブで3本のタンクを使います。レンタルタンクは消費していないって言っても返せないですから。

 

【どんな持ち方がいいの?】

 

ここからは、私の個人的な考えですが、サイドにタンクを付けるとやっぱり邪魔です。背中にあると、当たり前ですが腕の動きに全く制約はありません。それにボートへのエグジット時も、脇に付けているタンクが足の動きに干渉するし、横幅が広くなるので両側に手すりがあるようなラダーだと非常に苦労することになります。

 

某指導団体のウェブサイトではサイドマウントは水平姿勢が取りやすいとありますが、背中にタンクがあっても水平姿勢は取りにくくはありません。

水の抵抗が少なくなるという説もありますが、そこは検証していないので何とも言えませんが、真正面から見たときのシルエットの面積(前面投影面積)の大きさがキーポイントです。

実際のダイビング中の姿勢は、わずかに上体が起きて顔が正面を向いていることが多いので、背中のタンクは上体と頭の影に隠れている場合が多いはずです。

 

【6リッターのバックアップタンクを所有するのが一番】

 

以上の事を考えると、10リッタータンクを背中に背負って、緊急時以外使用しないバックアップタンクは6リッターのアルミタンクとし、左脇にサイドマウントして持って行くのがベストだと私は思っています。

実際に私はディープダイビングの際にはその装備で潜っています。

難点はタンクとレギュレータを購入しなければならないという点ですが、いわゆるサイドマウントで潜ろうとしても、BCとレギュレータ(追加分)は購入が必要です。価格的には似たようなものだと思いますが、運用時にはタンクのレンタル代に違いが出てきます。自分で所有しているタンクをバックアップとすれば余計なタンクレンタル代は掛かりません。

 

色々と長々書いてきましたが、私はサイドマウント自体を否定するものではありません。

ただ、一般的なダイビングでの必要性に疑問があると言う事です。

 

ダイビングというものは、自身で頭を使って安全を確保して楽しむものです。

装備に関しても自分自身でどの様な装備をどの様な使い方をすれば安全にかつ余計な出費をせずに楽しめるのかを考えることは非常に大切な事です。

まあ、レジャーですから装備がカッコいいと言う動機も否定されるものではありませんが、本当の事を知った上での行動をしたいところです。

 

(その4)

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【ここからが本題です】

 

ここまでのお話で、タンクを2本持っていく目的は、レギュレータがトラブルを起こしたときに、現実的な行動で、安全に余裕をもってエグジットすると言う事であることをご理解いただいたことと思います。

 

問題は二つあります。

 

一つは持ち方。背中が良いか脇が良いか。

背中に2本、背中に1本+脇に1本、両脇に1本ずつ。の3パターンがあります。

 

もう一つは、同じ容量のタンク2本が良いか、メイン+バックアップ(少し小さい)が良いか。

持ち方については後に回して、まずはこの話から始めましょう。

 

【問題を考える上での前提条件】

 

これを考えるにあたっての、前提条件を整理します。

 

・基本的には無限圧限界内でのダイビングとするが、アクシデントによって減圧停止を行う事を考慮する。

・二つのタンク+レギュレータのセットのどちらが故障するかは事前には分からない。

・水深40mへのディープダイビング

・二つのタンク+レギュレータのセットのいずれか一つが故障したら、浮上開始できる水深まで平行移動してから浮上を開始する。

・バディーへのエアの供給は考慮しない(バディーもバックアップ装備を持っている)

 

【トラブルが起こる最悪のタイミングとは?】

 

同一の容量タンクを2本持って行くのと、バックアップ用として小型のタンクを持って行くのとどちらが良いでしょうか?

 

空気の量としては同一容量タンク2本の方いのですが、その必要性について考えてみましょう。

 

レギュレータがトラブルを起こす最悪のタイミングはいつでしょうか?それは最深部での滞在から浮上を開始するタイミングです。そのダイビング中で最も体内に窒素が蓄積されている状態であり、そこからの浮上プロセスは計画時と変えようがないからです。

 

それ以前のタイミングでレギュレータがトラブルを起こした場合は、そこで潜水計画を変更することが可能です。簡単に言うと、それ以上深い場所に行かずに、安全なコースに切り替えて浮上を開始することが可能です。エアもそれほど消費していないので余裕が十分あります。

 

最深部からの浮上開始タイミングでは、トラブルがあろうとなかろうと同じ浮上手順を踏まなくてはなりません。本当の緊急時で水面への浮上だけを考えるのであれば、その場で垂直に浮上すればよいのですが、前述のように危険を伴います。

 

地形に沿って少しずつ浅い場所に移動してから水面に浮上するという手順を踏もうとすると、計画していたコーストあまり変わらないコースを取ることになってしまいます。緊急事態だからと言って計画時とあまり変わらない空気量が必要と言う事です。

 

【具体的なシミュレーションをしてみましょう】

 

エアの消費率を毎分15リッターとします。ビギナーにとっては少し厳しい見積もりですが、ディープダイビングをしようと思うレベルの人にとっては妥当な消費率だと思います。

 

ダイビングのプロフィールは

水深10mに5分

水深15mに5分

水深40mに5分

水深10mに15分(40mからの浮上に要する時間は含まれていない)

水深 5mに5分(10mからの浮上に要する時間は含まれていない)

 

深度を下げる過程では、分数に潜行を含み、浮上時は含まない。

よって、40m時点からの経過時間には浮上時間が加算される。

潜行速度は毎分22m。浮上速度は毎分9m。

潜水時間の総計は39分になります。

 

エア消費率(RMV)は15リッター/分なので、エアの消費量は1500リッター弱。

 

10リッタータンクを使うと約50気圧残る計算です。

 

最深部40mから浮上を開始しようとした瞬間のエア消費量は約713リッター。残り1287リッター。残圧120気圧(切り捨て)。となる計算です。

 

元々50気圧残して浮上する計画ですので些細な誤差は気にせず、最深部からの浮上に1200リッターのエアがあれば、計画どおりの行動をとることが出来ると言う事です。

 

10リッタータンクを2本持って行くのであれば十分すぎる容量です。

 

6リッターのタンクをバックアップとして持って行けば、最深部からの浮上時にメインタンクと同一の空気量となります。

 

メインタンクの残圧が120気圧になるまでに最深部からの浮上を開始するのであれば、6リッターのバックアップタンクで十分だと言う事です。ただし、一定時間ごとにバックアップタンクのバルブを開けて、フリーフローを起こさないかのチェックをしなければなりません。でも、バックアップタンクはサイドマウントなので、バルブは手元にありますから操作は簡単です。

 

それ以上長く最深部に留まっていたいですか?

実はある減圧計算アプリを使って潜水計画を立ててみると、上記のプロフィールでも最深部から最短時間で浮上しようとすると、3mでごく短時間の減圧停止が必要との計算結果になります。

安全率など色々な要素がありますので、絶対ではありませんが、無限圧限界内でのディープダイビングを考えると、上記のプロフィールがほぼ限界に近いと言えるでしょう。

 

そもそも、こんな面倒な計算をしなくても、10リッタータンクを使用して、残圧120気圧で最深部から浮上開始する。それが前提なら6リッターのバックアップタンクを持って行けばいい。メインとバックアップの空気量が同じになるタイミングだから。もし、120気圧の残量で問題があるのであれば、そもそも潜水計画が間違っていると言う事になります。

 

空気量の観点では同じ容量のタンクを2本持って行っても過剰な余裕度なのです。

 

(その3)(その5)

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今日は伊豆海洋公園に行ってきました。

1月22日は伊豆海洋公園に行って来ました。
水温は16℃前後でしたが、比較的浅い場所にいれば暖かです。
ウェットスーツでは深い場所では水圧で潰れてちょっと寒さを感じるようになりました。
今日は初参加のゲストもいらっしゃって、伊豆海洋公園を是非ご案内しようと張り切っていたんです。
でも、ちょっと海は荒れ気味でした。
コブダイが、ちょっともう少し離れてくれない?って思うほど近くをウロウロ。
カメも出て楽しい1日でした。

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【ダブルタンク】

 

2本のタンクの持ち方として古典的な方法は背中に2本背負うやり方です。いわゆるダブルタンクです。昔から使われていたダブルタンクは2本のタンクがパイプでつながっているので、形状はタンクが2本でも実際には巨大な1本のタンクと同じです。

テクニカルダイビングで使われるようになったダブルタンクは2本のタンクをつないでいるパイプにバルブがついているものです。バルブを閉めれば独立した2本のタンクとして使用できます。ただし、一方のレギュレータがトラブルを起こしても、その中央のバルブを閉める必要はありません。トラブルを起こした側のバルブを閉めればそのレギュレータには空気は供給されなくなります。

正常なレギュレータには中央のパイプを通して反対側のタンクからも空気が供給されますので、使用できる空気量には変わりがありません。非常に優れたシステムです。

 

なので、以降単純にダブルタンクといった場合はこの2本独立して使用できるダブルタンクのことを指します。それぞれのタンクにレギュレータを繋げますので、完全に独立したタンクとレギュレータを2セット持っていることになります。

 

【インデペンデント・ダブル】

 

もう一つの持ち方は、普通のタンクをそのまま2本背中に背負う方法です。

インデペンデント・ダブルタンクです。

この方式でも、完全に独立したタンクとレギュレータを2セット持っていることになりますが、常に独立しているので、2本のタンクを平均的に消費するためには人が意識して2つのレギュレータを平均的に交互に吸わなくてはなりません。

 

え?1本目が空になったら2本目を使い始めればいいんじゃないかって?

それでは、1本目のタンクが少なくなったときに、もう一方のタンクに付けているレギュレータが故障したら一気にアウトになってしまいます。どちらのレギュレータが故障するか分からないので、2つのタンクを平均的に使わないといけないのです。

と言う事で、この方式は、安全性は確保できるけど面倒だ、と言う事と、一方のレギュレータがトラブルを起こすと、そのタンクの空気も使用できなくなると言う事です。

 

サイドマウントは独立した2本のタンクとレギュレータのセットを、背中ではなく、脇に抱えるようにBCからぶら下げるように保持する方式です。機能的にはインデペンデント・ダブルと同じです。

 

【バックアップタンク】

 

これまでは、同じサイズのタンク2本をどう持つか、という話でしたが、次の方式は小型のタンクをバックアップとして持つという方式です。

 

小型のタンクと言ってもサイズは様々です。

いわゆるポニーボトルと言われているものは、数百CCのものから1~2リッター程のサイズをイメージするのではないでしょうか。本当の緊急用に水面まで急いで浮上する間呼吸が確保できれば良いという考えです。

 

それに対して、深い水深から安全を確保しながら確実に浮上できるだけの容量を持ったタンクを持っていくという考え方もあります。想定する使用状況は、そのダイビングの最深部からの浮上だけを考えるのではなく、当初の計画通りの行動を行える。即ち、安全に関してはベストな行動をとることが行える事を指向した考え方です。

この考え方をバックアップタンク方式とします。

 

(その2)(その4)

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【ディープダイビングの際にはバックアップタンクは有効】

 

なので、一般的なダイビングではシングルタンクで良いという意事になっています。しかし、ディープダイビングの際には予備のタンク(ポニーボトルなど)を持って行くのは有効な手段です。

 

ここでディープダイビングの話が出ましたが、ディープダイビングとは教科書的には水深18mを超えたダイビングと言う事になっています。一般的な感覚では25mから30mを超えると「深い」と思うでしょう。一応一般的なダイバーはディープダイビングのスペシャリティー講習を受ければ40mまで潜って良いことになっています。

 

さすがに、水深40mからバディーにオクトパスを渡しながら、安全に浮上できる場所まで移動しつつ(あまり沖で浮上すると船と接触したり、流されたりするので危険。全く目印の無い場所で安全な浮上速度を維持するのも困難)、適切な浮上プロセスを踏むのはかなりの上級者でも困難だと思います。

 

なので、ディープダイビングをする際には2本以上のタンクを持って行く事は有効な手段です。

 

【ディープダイビングでない場合は2本のタンクは不要?】

では、ディープダイビング以外では2本以上のタンクを持って行くメリットは無いでしょうか?

 

真っ先に思うのはエアの量が多いと長く潜っていられると言う事ですね。

 

確かにエアの消費から考えた単純計算ではそのとおりです。しかし、無限圧限界の壁があります。比較的浅い水深(18m以浅)でも空気さえあればいくらでも長い時間潜っていられる訳ではありません。

それに、無限圧限界時間が長いからと言って、比較的浅い水深に長い時間潜っていると、体の芯まで(遅い組織)まで窒素がタップリ溜まって減圧症リスクも高くなります。

 

ちょっとは話がずれますが、10リッタータンクってちょうどいいエアの量なのです。

ディープダイビングでも無限圧限界内で潜ろうとすると、そんなにエアを沢山使えないのです。

私が14リッタータンクを使う場合は、水深10mよりも浅い場所を延々泳いで行った先の目的地でディープダイビングをやろうと思う場合です。

6mよりも浅ければ基本的に無限圧限界を気にしなくてもよいのですが、実際には透明度や地形やその他もろもろの条件を考えた場合、6mよりも浅い水深を維持することが難しい場合もあります。なので次善の策としての10mです。

 

と言う訳で、無限圧限界内でのダイビングでは空気の量はそんなにいらないと言う事です。

 

話を整理すると、2本以上のタンクをもって潜る目的は、トラブルの際のバックアップ以外ないと言う事です。

 

それでは、2本以上のタンクをどうやって持っていくか?と言う事を考えてみましょう。2本以上というと話が面倒なので、2本に限定して考えます。

 

(その1)(その3)

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【はじめに】

サイドマウントってここ数年ちょっとはやりですよね。

でも、最近ではサイドマウントで潜っているダイバーは一時期よりも少し見かけなくなったかな?

 

サイドマウントの目的、メリット、デメリットは何でしょうか?

サイドマウントの意味を考えて、どの様な状況下で使用すれば有効なのかを考えてみましょう。

 

元々はテクニカルダイビングで始まったタンクの保持方法です。

洞窟ダイビングの時に、高さ(人間の胴体+機材の高さ)が抑えられるのがメリットです。

その他、2本のタンクを背負うよりも水の抵抗が少ないとか、

バランスが取りやすい、水中での着脱が可能、バルブの開閉が楽とか言われています。

 

【なぜ2本のタンクを持って行くのか】

 

その前に、そもそも2本以上のタンクを持って潜る必要性について考えてみましょう。

 

一般的なダイビング(レジャーダイビングと言われています)での大原則は

無限圧(減圧停止不要)ダイビングです。

 

ダイバーなら誰でも知っている(知っていなければならない)事ですが、

ある水深に一定時間以上滞在していると、体内に窒素が溜まりすぎてしまい、浮上時にダイブテーブル(ダイブコンピュータでも)によって指定された水深に一定時間留まっていなければならなくなります。これが減圧停止です。

 

その様な減圧停止を前提としたダイビングを行う際にはバックアップとして2本以上のタンクを持って潜る事は必須と言えます。万が一レギュレータが故障したり、バディーに頼れない状況になったりしたら大変です。バディーにエアをあげる為にも予備の空気量が必要となるため、空気量を確保するために2本以上のタンクを持って行く事にもなります。

 

では、減圧停止を前提としない一般的なダイビングでは2本以上のタンクを持って行く必要はあるのでしょうか?

 

結論から言うと、必要ないと言う事になっています。一般的なダイビングを始めるときの講習ではシングルタンクでの講習しかしませんよね。

 

一般的なダイビングでもレギュレータの故障や万が一のエア切れへの対処についてのトレーニングは行います。いわゆるオクトパスブリージング(バディーの予備のレギュレータで呼吸する)や緊急スイミングアセント(息を吐きながら泳いで水面に上がる)などです。

 

予備のタンクが不要だという理由は、まずはバディーに助けてもらう。浮上中に停止する必要が無い(無減圧限界内)なので、バディーにエアを供給する余裕がある。最悪バディーに頼れなくても、自力でも泳いで浮上できる(そもそも機材にトラブルが無くてもエア切れするのはダイバーとして失格)、レギュレータが故障しても(レギュレータのトラブルはエアが出っぱなしになる事が大半、止まることは殆ど無い)、エアが無くなるまでに浮上する手段があると言うのが基本的な考え方です。

 

よりエア切れに対しての安全率を高めようと思えば、タンクの本数を増やした方が良いでしょう。1本より2本、2本より3本・・・・。何本あればいいの?って事ですよね。

 

エア切れリスクは減るけど、重くてエントリー・エグジットが危険になったり、泳ぎにくかったり、あまりにも余計にお金がかかったりします。

 

要はバランスの問題なのです。

 

(その2)

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