ナビゲーションスペシャリティー講習
2015.04.23
ナビゲーション能力は、エントリーレベルの講習を修了し、これからもっとレベルを上げてい行きたいと思っている人にとって最も重要なスキルの一つです。
なぜ重要なのかというと、いわゆるスペシャリティーダイバーコースは色々ありますが、その全てに必要なスキルだからです。
そもそも、エントリーレベルのダイバーから基本的にはインストラクターの監視下でなくてもダイビングが出来るというのが基本です。
アドバンスダイバーコースでは、経験の幅を広げエントリーレベルの講習とは異なる環境でのダイビングを学びます。
その次のステップとして、より精度の高いダイビングをするためにスペシャリティーダイバーコースが存在します。
たとえば、ディープダイビングコースの場合、ダイビングのプロフィール（潜水何分後に何メートルの水深にいるか）が重要なポイントになります。
ディープダイビングは特別なダイビングではなく、正しく正確なダイビング技術を用いてちゃんとしたダイビングを行うという事です。エアーの管理、無限圧時間の管理、バディーとの連携、安全対策等々です。
ナビゲーション能力なしではそれらを実践することは不可能です。どの様なコースを取れば自分の思っている水深に行けるのかが分からなくては話になりません。
ボートダイビングコースでもビーチでのナビができないのに、より難しいボートでのナビゲーションが出来るはずがありません。
水中でのナビゲーションはカンに頼って出来るものではありませんし、単にコンパスを見ているだけでは現在位置の把握やエグジット場所へのコースなどが分かるはずはありません。
基本的なナビゲーションの考え方や技術を学ぶ事によりナビゲーション能力が身に付きます。
いまカンに頼っているだけではナビゲーション能は身につかないと言いましたが、水中での位置を把握することが上手な方もいます。地上でも方向音痴とそうでない人がいるのと同じです。
しかし、水中でのナビゲーションはある意味、地上でのナビゲーションよりも理論的なアプローチがしやすいのです。
なので、自分は方向音痴だからと初めからナビゲーションを諦めてしまうのは間違いです。
落ち着いて、基本通りの方法でナビゲーションを行えば必ず出来るようになります。
アクア・ブーチェではその様なナビゲーション講習を行っています。
自分の力でエグジットポイントに戻ってきた時の感動を味わってください！素晴らしい経験として後々まで心に残る事と思います。
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