【横浜のダイビング屋】講習って短い日程の方がお得？安い講習って大丈夫？

ダイビングスクールの費用と日数に関してのアクアブーチェの考え方についてお話しします。
他の指導団体でもあまり差は無いと思いますが、NAUIでは学科講習の他に実技講習として、プール1日と海洋での4ダイブと定められています。標準的にはプール1日、海洋2日間の計3日間必要です。
しかし短縮してスケジュールを圧縮すれば実技講習を2日間に押しこむ事は可能です。
そうする事によって講習を実施するコストも大幅に削減できます。そして、受講者も短期間で講習を修了する事もでき受講費も安くなるかもしれません。でも、それはメリットでしょうか?
問題の本質はCカードとは何か？という事です。
これは安全にダイビングを楽しむ為の、必要なスキルと知識を身に付けている事を認定しているカードです。 インストラクターの監視下でなくてもダイビングを安全に楽しむ事が出来るスキルがある事を認定しています。なので、スキルが無いのにCカードを持っていると危険です。
もう一つ大切な点は、ダイビングする為のCカードなのですから、何故短い時間しか潜っていたくないと思うのか？スケジュールを圧縮すれば一回あたりの潜水時間は短くなります。当然ですね。
これは講習はつまらない楽しくないと言う発想があるからでしょう。講習中だって海に潜って魚たちに囲まれているんですから楽しいですよ。若しくは辛いから？辛いスキルがあるなら克服しておかないと危険です。
インストラクターの監視下で安全に潜るという意味では、ガイド付きファンダイビングも講習も違いはありません。違いは、レギュレータリカバリー等のスキルをやってみろと言われるか言われないかです。一度、Cカードを手にしてしまうと、この様なスキルを見直す機会は少なくなります。ステップアップ講習を受講しなければ皆無になるかもしれません。
それと、水中での滞在時間も貴重な体験です。しっかりと安全が確保されている講習中にリラックスした気持ちで、できるだけ長く水中体験をして下さい。
結局、講習期間中に必要なスキルが身につかないと「うちでファンダイビングを楽しみながら徐々に慣れていきましょう」と言う事になります。大抵の場合は講習費よりファンダイビング料金の方が割高です。そしてスキルトレーニングは疎かになります。
アクアブーチェには他店で受講した方が多数潜りに来てくれています。その方々は大抵の場合、この罠に嵌ってしまっています。
貴重な初めてのダイビング講習を有効に活用して頂きたい。よほどの事がなければ、2度としっかりとしたスキルを習得する機会はありません。
アクアブーチェでは積極的にスキルの見直し講習も実施しています。勿論、希望者にだけですけどね。

という事で、アクアブーチェは講習をしっかりとやります。それは受講者の利益となります。と言うお話でした。

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