【横浜のダイビング屋】考えてみると、趣味のダイビングって何?メリットは?(その3)
2015.06.23
前回では、ダイビングってこんなに可能性に富んでいますっていう話をしましたが、それは私の勝手な好みの話ですので、色々な楽しみ方をして良いんですよ!旅行と探検とは似ているけど違うところもありますね。それと同じで旅行がいけないって事は無いですよね。私だって旅行は好きです。でも、探検するときのワクワク感とは別の楽しみです。
ダイビングにも他のスポーツと同じように、上級者とか初心者とか言われる事がありますけど、本当の上級者ってごく僅かいないのが実情です。一般的に上級者って言われていてもダイビングの一部のスキルがちゃんと出来るって事であって、本質的な部分での掘り下げはまだまだ出来ていないことが多いのです。一般的な上級者とは「お客さんとしてガイドを付けて潜る分にはちゃんと出来る」という意味で、自分でダイビングを計画して安全管理をして潜ることが出来る本来の意味でのダイバーと言う意味ではありません。その意味では旅行と探検の違いと同じなのです。
私はその探検が大好きなので、ガイドを付けたダイビングはワクワク感は感じません。勿論、ガイドをしてもらうダイビングも楽しいです。私はサイパンでガイドを付けたダイビングが大好きです。誤解を恐れずに言えば、サイパンの海はひたすら美しくて楽園にいる気分になれます。でも、何が待ち構えているんだろうという期待感は持っていません。なので、ガイドを付けて何も考えないでダイビングをしているのが楽しいのです。本当にリラックスできる瞬間です。天国にいる気分です。それに対してパラオの海は非常にダイナミックで驚くような生物が現れます。だから、期待感が大きい分ガイドを付けたダイビングには物足りなさ感を強く感じます。それにどんな生物でも何度も見れば「またこれか」という気持ちが出てきます。なので、○○が見られるというダイビングは直ぐに飽きます。私は仕事で潜っていて一般の人に比べれば非常の多くのダイビングを経験していますので、そう感じるのだと思いますが、一般の人が○○を見たいと思うのもよく理解できます。是非「○○を見る」ダイビングに参加してください。それを多く経験してその時に何を思うかが重要です。そういったダイビングが楽しければ続ければ良いし、ちょっと飽きちゃたなと思えば一歩ダイビング踏み込んで見ましょう。その先には無限の探検の楽しさが待っています。
私が今まで見たことがある大物で、ハンマーヘッドシャーク、メジロザメ、マンタ、カジキ、ジンベイザメ、ウミガメ等は伊豆で見ています。パラオではメジロオグロザメやバショウカジキ、ナポレオンなども見ています。見てみたい生物はホオジロザメ、タイガーシャーク等の凶暴なイメージのサメ類や、シャチやマッコウクウジラなどのクジラ類にも興味があります。でも、○○を見に行くというダイビングツアーには参加する気はありません。そんなツアーに参加するくらいなら見れなくても良いんです。そこにはロマンを感じられません。
まあ、勝手なことを書いていますが、もう少し本当の探検心を楽しむダイバーが増えてくれたら面白いのにって言う話でした。
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