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ダイビング技術

【ダイビング技術とスキルアップ】ドライスーツに必要なスキルは?(その2)【横浜のダイビングスクールのブログ】

2021.01.19

ドライスーツは泳ぎにくい?

ドライスーツは泳ぎにくいと思われています。

それは何故でしょう?

前回では浮力コントロールが難しいというお話をしましたが、その難しさからコントロールすることを放棄してしまっているからです。

コントロールを放棄してしまうと、重い状態のまま泳ぐことになり、水中で立ち泳ぎしながら前に進むことになります。

これでは、進みにくいのは当然ですね。

 

浮力が取れていない以外にも

浮力が取れていない以外にも、泳ぎにくい原因があります。

浮力の問題は、ドライスーツに限った話では無いですが、ドライスーツ特有の問題として、ブーツの形状が問題です。

ドライスーツのブーツはウェットスーツの時に使うブーツとは異なり、かなりブカブカであることが多いのです。

なので、ブーツの中で足が動いてしまい、フィンにダイレクトに力が加わりません。

 

それ以外の理由として

ドライスーツを着た時にはウェイトをたくさんつけると言う話をしましたが、逆に言えば水中での体積が大きいと言うことです。

なので、大きな物を動かすためには水の抵抗も大きくなります。

また、ドライスーツ自体、体に対して少し大きめに出来ていますので、ウェットスーツよりも表面にシワがよっている状態です。

立ち泳ぎ気味で、フィンキックしにくくて、水の抵抗も大きいとなると、それは泳ぎにくいですね。

前後の浮力バランスが崩れていると、足が上がってしまったりします。それだと余計にブーツがブカブカで、ドライスーツからの排気まままなりません。

 

じゃあどうすればいいのか?

となりますね。

この記事を読んでいただいて、殆どの事はダイビングの基礎的なスキルと共通なことだと気が付きましたか?

浮力をコントロールして、良い姿勢を取り、ブーツとフィンに会ったフィンワークで泳ぎ、必要以上に泳ぐ速度を求めなければ良いのです。

要は、正しいダイビングスキルを身につければドライスーツはさほど難しいものでは無いし、コントロールの幅が広がるのでかえって良い場合も多いのです。

スキル以外でも適切な機材の選定を行うことも大切です。

ドラスーツは様々な種類があります。自分のスキル、ダイビングスタイルに会った機材を選んで、冬のダイビングを楽しみましょう。

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