ブログ
HOME > ブログ > 【ダイビング技術】ダイビングは呼吸が命
  • すべての記事
  • 海日記
  • ポイント紹介
  • ダイビング技術
  • ダイビング動画
  • お知らせ
ダイビング技術

【ダイビング技術】ダイビングは呼吸が命

2015.08.04

ダイビングは呼吸が命。

ビギナーが悩んでいる「難しい事」の殆どは呼吸パターンによって解決できます。

ビギナーが悩んでいる事は何でしょうか?

・中性浮力
・潜行
・フィンキック
・ダイビング後の頭痛
・エアの消費
等々

これらは正しい呼吸パターンにより解決できます。

何故でしょう?

正しい呼吸とは「深くゆったりした呼吸」です。

ビギナーの殆どは「浅く早い呼吸」をしています。

これは、心理的なストレスと運動量から来ています。

講習では「深くゆったりした呼吸」をしなさいと言われると思います。

しかし、潜行した瞬間からそんなこと全部吹っ飛んでしまいます。

なんとなく恐い、バランスが取れない、呼吸の重要性を理解していない等から正しい呼吸が出来ないのです。

「深くゆったりした呼吸」をすると、息を吐いた状態から肺一杯に吸った状態まで時間を要します。その間、ダイバー自身の浮力が大きく変化します。なので、呼吸によって浮力が変化することを嫌でも分かってしまいます。息を吐けば沈んで、吸えば浮くんだという事が実感できます。そして、どの位吸った状態で、浮力が最適な状態、中性浮力になるのかが分かります。

また、徐々に継続的に息を吐くことによって体内から二酸化炭素が排出されて息苦しさが軽減されます。なので、最後まで吐き切る事が出来る様になり、ますます呼吸サイクルが長くなります。それによってエア持ちも良くなります。

吐き気味の呼吸とは何か、吐き切っている状態とは何かが理解できるので潜行もうまく出来ます。体内から二酸化炭素を十分に排出するので頭痛も起こりません。

ゆったりとした呼吸によって心が落ち着きます。中性浮力をコントロールできるので姿勢が良くなります。それによって前に良く進むようになります。フィンキックの頻度を減らす事が出来ます。フィンキックの頻度が減れば、一回一回のフィンキックを丁寧に出来ます。自然に正しいフィンキックを理解できるようになります。

じゃあ、どうしたら正しい呼吸が出来る様になるんだ?と言う事ですが、まずは水が好きになる事です。日常でプールに通っても良いかもしれません。そして、高い頻度でダイビングをしましょう。良い意味でダイビングは特別な事ではないという感覚になりましょう。心が落ち着けば呼吸も落ち着きます。呼吸が落ち着けば心も落ち着きます。良い循環が生まれます。

—————————————————————————————————–

横浜・反町・東神奈川・東横線沿線のダイビング・スクール

アクア・ブーチェ ダイビング・スクール

スキューバ・ダイビング、スキンダイビングのライセンス講習

伊豆、三宅島、八丈島、沖縄のダイビング・ツアー

御蔵島でのドルフィンスイム・ツアー

を随時開催しています。

ホームページはこちら!