

2015.07.09
あなたにとって、良いダイビングスクールとはどんなダイビングスクールなのでしょうか?
それは、ダイビングに何を求めているかによって違ってきます。
どんなサービスにも大きく二つに分かれます。本当の話を伝えた上で消費者の判断を求めるのか、ファンタジーの世界で楽しませるのかの違いです。
ダイビングの場合にもあてはまります。しかし、あまりにも両極端なケースだけではありません。最低限のリアルが残っていないと危険だからです。それと、海に潜る事はファンタジーでもあります。ロマンを感じるから潜るのです。
アクア・ブーチェはかなりリアル路線だと言わざるを得ません。なんで、こんな言い方なのかと言うと、もう少しファンタジーを感じさせた方が楽しいのではないかと思っている部分もあるからです。しかし、私自身は根がエンジニアなので(現在でもソフトウェアの開発も行っています)、どうしても「本当の話」が好きなのです。でも、ダイビング屋をやっている事はロマンなんです。全く違う感覚が同居している処が面白いですね。
日本のダイビングは歴史的な経緯もあって(そんな大げさでも無いかもしれませんが)、インストラクターに「連れて行ってもらう」というダイビングスタイルが定着しています。私は各ダイバーが「面白いものを探しに行く」ダイビングが面白いと思っています。価値のあるダイビングと言うものが画一化し過ぎているので「連れて行ってもらう」ダイビングの方が価値を感じやすいのだと思います。でも、アウトドアスポーツなのになんて不自由なんでしょう。私はそこにはロマンを感じません。私は自由になるために自然の中に入っていきたいと思っています。自由とは自分自身の価値観で行動する(できる)事だと思っています。
エントリーレベルのCカード(NAUIの場合はスクーバダイバー、PADIの場合はオープンウォーター)を持っていれば、インストラクターの監視下でなくてもダイビングが出来る事になっています。私自身は真剣にそのレベルに達するように講習を行っています。その最大のポイントは「自分の力量の範囲内で行動する」という事をちゃんと伝える事だと思っています。
なので、Cカードを持っていれば自分で潜る事が出来るのですが、現実には「自分の力量の範囲内」なので、行動にかなりの制約が出来てしまいます。一概には言えませんが、大体100ダイブ位はインストラクターと一緒に潜った方が良いと思っています。その位潜っていれば、結構な海況のパターンを経験できます。水中での体のバランス感覚も身に付いてきます。スキルトレーニングもできます。安全への心構えもインストラクターから学ぶ事も出来ます。それはエントリーレベルの講習の海洋4ダイブだけではなかなか伝えきれません。
この記事のテーマは「あなたにとって良いダイビングスクールは?」なので、話を戻しますが、あなた自身が求めているのは、与えられた価値観の範囲でファンタジーを楽しみたいのか、リアルな世界を知った上でロマンを追求したいのか、どちらなのか?と言う事です。後者の場合にはアクア・ブーチェは最高のダイビングスクールだと思っています。
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