

2020.11.11
ダイビングで泳ぐというのはどの様な事なのか?
って書くと、なんの意味?泳ぐのは泳ぐって事でしょ?と思うのが普通です。
通常、泳ぐというと、水泳で泳ぐことをイメージしますよね。
上級者のスイマーのイメージは違うかもしれませんが、一般的なスイマーはどうしても手足をバタバタさせるのが泳ぐイメージですね。
でも、ダイビングで泳ぐということは、泳ぐというよりも、進って感じかな。ますますわかりませんね(笑)
泳がないのに進んでいる状態が理想です。そんなこと出来るわけない。って思うでしょ?
ところがその様な状態があり得るのがダイビングの面白いところ。
その一つは、いわゆるドリフトダイビングです。ドリフトダイビングとは潮流などの水の流れにのって移動することです。
まあ、厳密な意味は別にありますが、とりあえず。
元の場所に戻ってこなければならないビーチダイビングでは使えない手ですが、これが理想形だと思っておいてください。
ビーチダイビングでは使えないって書きましたが、やりようによっては条件さえ合えば出来ないことはないんですよ。
この話はまた別途。
次に、自力で泳ぐことを考えてみましょう。
じゃあ、バタバタする?しません。
ダイビングで最も大切なことは、無駄な動きを極力抑えて効率的な運動をする。って事です。
ダイビングは競技スポーツではありませんので、究極の速度を求めても無意味です。
ダイビングは車で言えば燃費を争うレースみたいのものですね。
なので、まずは体を安定させて、前に進むための理想的なフォームを作ります。
そのフォーム少しも崩すことなく、水中の一点に静止する。いわゆるホバリング状態です。
ここで肝心なのは、そのフォームのまま安定させて静止することです。
なぜ前に進むのに静止?それはこの状態で静止できないなら、前に進んでいるときも体のバランスを保てず、
バランスを整えるために無駄な動きが生じ、結果的にブレーキになってしまうからです。
この理想的なフォームで静止が出来れば、あとは少しでも前に進むための動きをすれば、いわば勝手に前に進む感覚になります。
今日はとりあえず、この辺で。
次はフィンワークの話をしましょう。
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