

2016.12.24
前回はコントロールというテーマで泳ぐ事を書きましたが、
このシリーズでは「コントロール」がテーマなので、
フィンワークなどのスキルについては特に書きません。
別途そのうち書いてみようと思っています。
前回の「泳ぐ」は「進む」事でしたが、
今回はもう少し広い意味での「移動」におけるコントロールのお話をします。
ダイビング中の移動に関しては、単にフィンを蹴って前に進むという以外に、
色々と気を付けないといけない事があります。
浮力と姿勢をコントロールして丁寧にフィンキックをすることは前回書きました。
浮力と姿勢がコントロールされていればスーッと惰性で進む時間が長く取れます。
惰性で進んでいるときに、
ダイコンを見ながら水深が維持できている事、
体のバランスがとれていて足が下がってきたり横に傾いてこない事、
バディーとリーダー、チームの位置と状態、
流れの有無と方向、
ナビゲーションに役立つ目印と水深の確認、
生物の観察
等を行います。
ここでちょっとコントロールの話から脱線ですが、
ダイブコンピューター(ダイコン)は常に見ているものです。
「いま水深はどの位かな?」って見るのでは遅いのです。
水深と無限圧時間は「常に知っていなければならない」のです。
なので、泳ぐときの姿勢は、
両掌を重ねて前に突き出し、目の前にダイコンが来る姿勢をとります。
軽く体を反らして少し肘を広げきみにします。
そうすることによって、肺を大きく膨らますことが出来るようになります。
肺活量を有効に使えるようになると言う事です。
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