

2016.12.22
前回はコントロールというテーマで潜行の所まで書きましたが、
潜行をコントロールすると言う事は、バランスと浮力のコントールなんです。
バランスについては言葉で説明する事は少し難しいので、
浮力のコントロールの話をしてみましょう。
浮力のコントロールは呼吸のコントロールが出来ていないと、
話が始まりません。
浮力のコントロールというとBCの操作と思う人が多いと思いますが、
BCの操作自体は難しいものではありません。
問題は、日常生活の中では無意識にしている呼吸を、
いつ吸うか、いつ吐くか、どのくらい吸うか、どのくらい吐くかを意識して決めるという事です。
これが出来ないと浮力のコントロールは出来ません。
浮力コントロールの呼吸の重要性に関しては、
また別途浮力のコントロールというテーマで書きたいと思います。
ここでは、どうやったら呼吸をコントロール出来るかに付いて考えてみましょう。
前述のように、呼吸のタイミングと量を意識しなければならないので、
例えば運動量が多くて息が上がっているような状態では非常に困難ですよね。
また、気持ちが焦っていたり、恐怖心があったり、体のバランスが崩れてそこに神経が集中したり、
ビギナーは気持ちが落ち着きません。
そもそも、そんな状態では呼吸を意識しなければならないなんて事を思い出すこともありません。
呼吸をコントロール出来るという事は、即ちダイビングに慣れる、という事です。
ダイビングという日常とは異なる世界に慣れてくれば、体のバランスが整い、
不安感が薄れてきて心と体がリラックスするようになります。
そうなると、結果として呼吸もコントロール出来るようになり、
浮力コントロールも理解でいるようになります。
そするとますますリラックス出来るようになり、さらに呼吸が整うという好循環に入ります。
なかなかダイビングが上達しないなって思っているのであれば、
少しの期間でも良いので、集中的に潜ってみましょう。
そうする事によって、不安の悪循環から、リラックスの好循環に入ることができます。
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