横浜自由潜水倶楽部
YokohamaFreeDivingClub
YFDC


「海を日常に」


2005年5月 海老原 光雄

設立の趣旨

 横浜自由潜水倶楽部(YFDC)は1998年に日常的なフリーダイビング活動を行うために、JapanApneaSocietyで知り合った数名の仲間が集まり設立しました。

 ダイビングショップやクラブなどで組織化されているスキューバダイビングに対し、素潜りを中心に活動する人々は個々に活動しており、安全面や利便性、何よりも海での感動や技術の向上の喜びを分かち合う仲間がいないと言う問題に対する解決策として本クラブの設立を思い立ったのです。

 指導的な人物に対し師事する構造でもなく、特に特化した方針があって集まったわけではありません。したがって、本クラブは人の指導や育成を目的としているわけではなく、独立した人々がお互いに活動を助け合う事を目的としています。

海が大好きですのでいつも海に接していたいとの思いを実現したいのです。しかし、皆それぞれ仕事がありますので海辺で生活する事は出来ません。
生活感の無い活動はリアリティーに欠けます。海に逃避をするのでなく生活の中に海への思いを組み込んでいけるような、漠然としていますがそんな生活をお互いに助け合って行ける様な倶楽部にしたいと思っています。

思いは「海を日常に」です。

 YFDCの基本方針は次のとおりです。

現在の活動状況

 設立時の趣旨上記のとおりリーダー不在を理想としていましたが、現実にはリーダーが活動の方向を決めていかないと活動自体が停滞する事態が現実でした。
 現在は海老原が実質的リーダーとして活動をしています。当面はこの形で活動をしていくつもりです。
 私がリーダーとして運営しているとどうしてもアクア・ブーチェとの境界が曖昧になってしまいます。
 以前はアクア・ブーチェとは完全に切り離した活動を方針としていましたが、現実的には同一人物が運営しているので完全な分離は不可能であると思いました。
 したがって、現在はアクア・ブーチェが運営する非営利の素潜りクラブとの位置づけにしようと思います。
 なので、原則としてはアクア・ブーチェのお客様や私の友人を中心に活動する都にいたしました。
 もちろん、現時点でそうでなくても将来的に私と良い関係を作る意思のある方なら大歓迎です。
 そうはいっても、基本的な活動において、旗振りはりますが私が「指導」しているわけではありません。
 各自勝手に好きなように泳ぎ回るような活動をしています。もちろん、なにかアドバイスが欲しい場合には声をかけてください。
 ちゃんとした講習は別途アクア・ブーチェのスクールとして実施しますので、そちらの方をご検討ください。
 活動内容としては定期的な(月に1〜2回)の5m水深のプールでの練習会と年数回の海での素潜りイベントを開催しています。
 プールでフィンを付けて泳げる機会は多くありませんので中々貴重なイベントだと思っています。ご要望があればタンクを付けてスクーバの練習も出来ます。
 また、海での活動としては西伊豆での集落から隣の集落までシュノーケリングで移動しながら、素潜りを楽しむ企画がメンバー内で人気があります。
 スクーバダイビングに関しては海老原が経営しているアクア・ブーチェのツアーとして開催しています。

私の考えるフリーダイビング

 なんと言っても、海に潜る行為の基本は素潜りです。息を止めて水の中に入る。何も道具は要りませんね。
 それから少しずつ便利な道具を使い始めるわけですが、自分の肺の中の空気だけで海に入る素潜りは、スクーバダイビングとは明確に一線が引かれます。
 いつも素潜りをしていると「もう少し長く海の中にいたい」と言う自然な欲求が生まれます。そこでスクーバダイビングに移行する事は自然な流れですね。
 しかし、目的が「海の中を覗きに行く」事であれば、素潜りやスクーバダイビングは海に潜るための手段でしかありません。
 息を止めて潜るという行為そのものを目的とすると、私の考えている「フリーダイビング」になります。
 息を止めて海に潜る事は当然ですが「苦しい」ですね。その苦しさや恐怖感をリラックスした気持ちでコントロールできたら素晴らしい事です。
 決して根性で息を止めるのではないのです。そんな事をすると直ぐに死んでしまいますので決してしないでくださいね。
 息を止めて水の中にいてリラックスする。そんな素晴らしい体験が出来るのがフリーダイビングです。フリーダイビング=競技ではありません。
 そんなフリーダイビングの素晴らしさを広く皆さんに知っていただけたら嬉しいなと思います。
 でも、これは意外と難しいんですよ。「息を止めて水に入る」事を目的化できないんですよね。なかなか。
 海に行くとどうしても魚や景観に目が行ってしまいますから、あっちを探してこっちを探して見たいになりますし、仲間と行くと仲間とのコミュニケーションも楽しくてついワイワイガヤガヤと楽しんでしまいます。なので、集団で行動して安全を確保しながらどうやってフリーダイビングを楽しむのかはチョット課題ですね。

安全管理の問題

 この様なクラブの場合、安全管理と責任問題が常に大きな課題となります。
 YFDCの基本方針としてお互いに指導する、される関係ではない事はよく認識していただきたい事です。したがって、誰かに安全を保証してもらうと言う気持ちは持ってはいけません。しかし、相互援助の考え方からすると危機に陥っている仲間を見たときには「何らかの対処」をしなければなりませんね。
 ここで重要なのは「何らかの対処」とは必ずしも自ら救助する事ではありませんし、ましてや自分自身が危機的な状況に陥ってまで救助すべきではありません。大切なのは相互に監視しあう事です。そして、トラブルが発生したときに周囲に助けを求める事が重要です。そして、そのグループの中にその活動環境において救助活動を行うための装備を準備していなければなりません。

 安全管理とは予定されている環境でのトラブルに対処する装備、スキルを備え、実際の活動の際も安全確保のできる限界内で行動するようにコントロールする事だと考えています。また、不測の事態に対する臨機応変の能力も必要です。言い換えれば「計画」「実行」「チェック」「改善」のサイクルですね。

 避けて通れない問題は事故の際の責任の問題です。
 私は法律家ではありませんので私が言っている事は全く間違っている可能性が大きい事を前提に読んでください。また、間違いに気が付かれた方は是非ご指摘下さい。
 まず前提となる概念は非営利でもリーダーが責任を問われる可能性があること、リーダーとは必ずしも肩書きではなく実質的にその活動においてリーダー的な立場で動いている人のことを指す場合があることです。要するに何が言いたいかと言うと、誰でも責任を問われる可能性が常にあることを認識して欲しいと言う事です。
 とは言っても、ビクビクしているだけでは何も活動できません。行動する前に良くその環境を思い描いて計画を立て、発生しうるトラブルを予測し、その対処方法を検討して、その装備を用意するように心がけましょう。そして、万が一の場合に備えて保険に加入しておく事です。

責任問題に付いて書きましたが、責任がかからければよいという問題ではありません。人命はかけがえの無いものです。皆で知恵と力を会わせて安全に楽しく海で遊びましょう。

YFDCメンバーになるには

今まで述べたように、YFDCはあまり実態のある倶楽部ではないのですが、水に絡む活動を行うのであまり得体の知れない人が入ってきても危険ですので、基本的にはメンバー登録をお願いしています。このメンバー登録は今述べた目的の他に、緊急時に誰に連絡を取ったら良いのかと言ったとても重要な情報の把握も含まれています。ですので、是非ご協力いただけますようお願いいたします。

登録いただいた情報はメンバーを含め原則「非公開」ですのでご安心下さい。この登録内容を他のメンバーを含め他の人に「渡す」事はしません。しかし、活動現場にリストを持っていく場合もありますし、私にトラブルがあった場合に誰かに託さないといけない場合もあります。なので、「絶対に他のメンバーの目に触れない」と言う保証はできませんので、特に気になる方は登録時に私にメールにてご連絡下さい。

メンバー登録は次のURLからお願いします。

http://www.aqua-bouche.com/def-cgi/cmail.cgi?id=yfdc

入会金や会費は一切ありません。

活動への参加方法

YFDCの活動に参加する方法ですが、先ずは掲示板を参照してください。ここにイベントの案内や参加の呼びかけ、集合場所などの連絡事項を書き込んでいます。
また、活動予定は予定表を参照していただくか、アクア・ブーチェのトップページにも予定を書いています。ただし、これらの予定表にはYFDCとしての活動以外にもアクア・ブーチェとしての活動も含んでいますのでご注意下さい。YFDCのイベントはその様に明記してあります。
メンバー登録していただいた方は直ぐにでも活動に参加していただくことが出来ます。原則としてメンバー登録していただいても私の方から参加を呼びかけることは致しませんので積極的に参加表明をお願いします。適当なイベントが無くても「こんなイベントを開催してください」と掲示板で呼びかけてください。
YFDCは出来る限りオープンな活動を目指しますので連絡事項なども含め出来るだけ掲示板を通じてメンバー間のコミュニケーションを取るようにしてください。